家を建てるタイミングはどのような状況だと思いますか？結婚した、建物が古くなった等、人によって理由は様々かと思います。家を建てることは新しい生活への期待も大きいかと思いますが、「ローンを返していけるだろうか？」といった不安もあるかと思います。そこで今回は住宅を建てるにあたって考えるべきことをお話しします。

～住宅の価格について～

購入できる住宅の価格は、「準備できる頭金」と「住宅ローンの借入可能額」によって決まります。借入金額については弊社の大原がブログにて取り上げていますので、今回は「頭金」の説明をします。

～頭金について～

頭金とは、住宅の価格のうち、購入した際に現金にて支払うお金のことを指します。近年は頭金が0円でもローンを組むことは可能ですが、後々の返済金額は割高になるため、その後の生活を圧迫しがちです。そのため「頭金をより多く！」と考える人も多いかと思います。

しかし、頭金を多くしすぎるのもよくありません。急な病気やケガ、思いがけない事故などにより、まとまったお金が必要になることもあるかもしれません。その影響で貯金が無くなり、生活が逼迫する可能性も十分にありえます。

～考えるべきこと～

上記のような事態を避けるためにも、対策を考えておかなければなりません。では何をするべきか、という点で以下に考えておくべきポイントをまとめました。

①購入諸費用・・・家を買うときにかかる税金や手数料。固定資産税や引っ越し代などが該当します。

②生活予備費・・・急な病気などに備えておく、いざという時の貯蓄。家族によって異なりますが、会社員であれば3～6ヶ月分の生活費が目安と言われています。

③将来のための貯蓄・・・お子様の教育資金や車の購入など、近い将来のために準備しておくお金。

現在の貯金から①～③の合計金額を引いたものが頭金の目安となります。自分達の生活を考慮し、手元にある程度のお金を残しておくことで、万が一の時も安心です。

JAホームでは、このような要素を踏まえたライフプランニングをすることが可能です。何かお困り事があれば是非ご相談下さい。

以上、「家を建てる時の頭金 ～住宅ローンで考えるべきこと～」でした。