階段について
階段1段の高さや1段の奥行きは、建築基準法で寸法の基準が定められています。
階段の1段の高さを、『蹴上(けあげ)』階段の1段の面の幅(奥行き)を、『踏面(ふみづら)』と言います。そして
◎蹴上:23センチ以下
◎踏み面:15センチ以上 と定められています。
実際に、蹴上23センチ・踏み面15センチぴったりの寸法で階段を作ると、かなり急で危険な階段ができてしまいます。
作る際はもう少し余裕をもった階段を作られていると思います。
踏面は、階段を上る時より降りる際に重要性を発揮します。面が少ないと、足を降ろした時にかかとだけで踏みしめて、つま先の方は宙に浮いている状態となり、すべりやすい危険な体勢で階段を降りることになってしまいます。
階段は家の中でも転落事故の危険性が最も高い場所です。
若いころは不自由を感じなくても、年齢を重ねると階段を上る時につらいなと感じたり、足を乗せる踏み面が狭いと不安を感じるようになります。
高齢者でなくとも、小さなお子様のいらっしゃるご家庭でも同じことが言えます。
・階段すべり止め材の設置
・手摺りの設置
階段についてご不満や不安に思われる点がありましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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