寒い富山で家を建てる「温度のバリアフリー」で健康に暮らすアイディア
うちに高齢者はいないから、バリアフリーなんて必要ないと思っていませんか?
段差解消や手すりの設置は今や当たり前。
実は家の中には目には見えない危険がまだまだ潜んでいるのです。
トイレに行くとき、2階のお部屋に上がるとき、お部屋の温度差で身体がブルッと震えることはありませんか?
それは廊下によってお部屋が分断され、お部屋ごとに暖房をするので、リビングのような暖かい部屋と、廊下やトイレなどの非暖房室に温度差が生まれてしまうのです。
住宅内でのヒートショックによる死者数は、交通事故死者数の約4倍にもなるそうです。
身近にある危険を防ぎ、健康に暮らすにはどのようにしたら良いのでしょうか?
そんな目には見えない危険から家族を守るのが、
「温度のバリアフリー」
つまり、
「目に見えない住宅内の温度差を減らすこと」
が大切です。
「温度のバリアフリー」が大切であることは意外とあまり知られていません。
では「温度のバリアフリー」のためにJAホームがご提案するアイディアを見てみましょう。
ポイント1.廊下をリビングに取り込み、吹抜で家全体を暖める工夫
廊下をリビングに取り込むことで暖房範囲を広げ、脱衣室などへ移動の際に感じる温度差をなくします。
部屋の入り口を引き戸にすることで、戸を開けっ放しにしてもジャマにならず、リビングの暖まった空気をめぐらせることができます。
さらに吹抜けをつくり2階をつないだり、太陽の光をたっぷり室内に取り入れるようにすることで、1階と2階の温度差も少なくすることができます。
ポイント2.暖まった空気を家じゅうにめぐらせる工夫
暖まった空気は留まらず、冷たい方へ移動する性質があります。
つまりポイント1で述べたように吹抜を設けるだけでは、暖かい空気が2階へ上昇し、リビングの足元が寒いという現象が起こります。
その場合、吹抜を上昇した暖かい空気が階段室を通って循環するようにしたり、シーリングファンで暖かい空気がリビングへ戻る気流を作ることで、1階と2階に温かな空気をめぐらせることができます。
暖房には、エアコンだけでなく、床暖房を設置するのもおすすめしたいポイントです。
床暖房は、床を直接暖める「伝導熱」と太陽のように遠赤外線で暖める「輻射熱」によってお部屋を暖めることができます。すると、冷えやすい足元から空間を暖めることができる上、暖まった壁や天井から再び熱が放射され、暖かさが持続します。
冷えた空間を暖め直すには大きなエネルギーが必要になるため、頻繁にON・OFFせず24時間つけっぱなしにすることが、実は経済的にもお得です。夜中に目が覚める方や、家族の生活時間がバラバラなご家庭でも、24時間暖かいと安心して暮らせますね。
ポイント3.断熱材で暖かさを逃さない工夫
JAホームは、お家全体を包むように、「外壁まわり」「屋根天井」「床」にしっかりと断熱材を施しています。それはただ施工するだけでなく、小さなスキマも逃しません。
↑ ウレタンフォーム(断熱材)をしっかりと吹付完了
床下、サッシ枠の小さなスキマをもなくすことで気密性が高くなり、心地い暖かさが続きます。
お家に潜む、目に見えない危険から身をまもり、ご家族が安心して暮らすには、
「温度のバリアフリー」が大切です!
3つのポイントを押さえて、健康に暮らしましょう。
以上、「寒い富山で家を建てる「温度のバリアフリー」で健康に暮らすアイディア」でした。
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