家づくりコラム

家づくりノウハウ

LDKを広く見せる3つの工夫

同じ坪数の家でも間取りやインテリアによって、案外広いなぁと感じる家と、少し窮屈に感じる家はありませんか?
私たちの目は、窓の大きさや家具の配置の仕方、インテリアの色、天井高さなど色々な要素から空間の広がりを判断します。ということは、実際の床面積を広げることはできなくても、視覚的に広く感じることはできるということです。

今回は核家族世帯に多い30坪台の住宅を実例に、私がプランナーとして普段心がけている【LDKを広く見せる工夫】をご紹介します。

 

間取りと視覚の関係

人は大きな家であっても、見通せる空間がなければ広さを感じることができません。
昔の家はキッチン、居間、座敷、廊下など、部屋を個々に区切った間取りが多く、床面積が広くても生活空間自体は狭く見えがちでした。近年の住宅では極力廊下や間仕切りをなくし、LDKを一空間にする間取りが主流になっています。

より広く見せる工夫としてLDKへ入る場所がポイントになります。
たとえば、リビングとダイニングが横並びになった間取りの場合、LDKの中心から入るのとLDKの端から入るのでは端から入る場合の方が視線の距離があるため空間が広く見えます。
玄関から入った時の見え方、階段からの見え方で印象はかなり変わるのです。

 

タテのつながり

空間はヨコだけでなく、タテの広がりによっても空間を広々感じることができます。
たとえば、吹き抜けをつくるとタテのつながりが生まれ、開放感のあるLDKになります。同時に吹き抜け上部に高窓を設けるとやわらかい光が入り、心地よいLDKになります。

「広い吹き抜けを作るのはもったいない!でも開放感は欲しい!」という方には階段+吹き抜けがおすすめです。最近はLDKの中に階段を配置するプランは多く見られますが、吹き抜けとつなげることで圧迫感もなくなりLDKを広く見せてくれます。

また、天井高さを高くしたり勾配天井にすることも工夫のひとつです。
タテの広がりをつくることで、同じ床面積でも空間を広く見せることができます。

外部空間を取り入れる

JAホームでは室内空間のつながりだけでなく、外部空間とのつながりを大切にしています。
LDKから直接出入りできるテラスやウッドデッキを設けることで、セカンドリビングとしての使い方もできます。また、LDKの床材とウッドデッキの色を合わせることで外部空間とつながっているように見え、LDKを広々と感じることができます。

 

他にも、内装を淡い色でまとめたり、家具の高さを抑えるなど様々な方法がありますが、それは第2弾にてご紹介します。是非ご参考にしてください。

 

たくさんの工夫が取り入れられた新展示場オープン!

ここで皆様にお知らせです。
現在、JAホームでは今回ご紹介した3つの工夫が取り入れられた新展示場が7月1日(土)・2(日)から毎日土日オープン予定です。
ご自身の目で【LDKが広く見える工夫】をご体感ください。

⇒くわしくは新展示場のサイトをご覧ください。

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